ルーツは明治9年創業の甘藷問屋!老舗の和スイーツ店
【店名】おいもやさん興伸 北千住駅前通り店
【ジャンル】スイーツ、和菓子
【住所】東京都足立区千住2-16-3
【営業時間】10:00~19:00
【定休日】年中無休
【TEL】03-3879-4791
【ランチ喫煙可否】完全禁煙
【アクセス】北千住駅西口より徒歩6分
きたろーど沿いにある、おいもやさん。リピーター続出のそば店そば助や、人気のつけ麺店宗庵の近くです。
「おいもやさん」っていうかわいい名前にすっかり騙されていたんですが、じつはこちら、ルーツをたどると、ものすごい老舗。
明治9年(1876年)創業の甘藷問屋『川小商店』が、昭和59年(1984年)に作ったサツマイモ菓子専門店が「おいもやさん興伸」なんだそうです。
1号店があるのは、浅草。仲見世通りや伝法院通りなど、浅草の一等地に何軒もある人気ぶりで、全部で14店。そのうちの1店が北千住のきたろーど沿いにあるお店なんだそうです。へええ~~。
店内です。立派な器に盛られた大学芋や、スイートポテト、芋ようかん、芋かりんとうなどが並んでいます。
サツマイモのスイーツ尽くしです。さすがは「おいもやさん」。
大学芋がつやっつや! お値段は200gで560円。200gがいかほどのものかというと、5~6個だそうです。ふむふむ。
店内には座れる場所もあります。街歩きのついでにちょっと休憩~という使い方ができますね!
「欅って、書けない?」でも紹介されたみたいですね。「欅って、書けない?」といえば創作オムライスのキッチンエッグスが有名ですが、その帰りに寄ったのかな?
名だたる観光ガイドでも紹介されてるみたいです。「大学芋とスイートポテトが紹介されました」とあるので、この二つが看板メニューかな?
サツマイモ問屋がつくった和スイーツ、特別な「大学芋」!
というわけで、買ってみました!
大学芋です。ビニール袋に入れてくれます。
560円(200g)でこれくらいです。結構高いなぁ…。
ようじでいただこうとすると、サツモイモに絡んだ蜜がトロ~~ッと。美味しそう。
ホクホク! 食感がいいです。
時々、大学芋の中にはサツマイモが硬くなってるものに当たることがありますが、さすがは老舗。そんなことはございません。水あめが固まって口の中に当たるということもなく、蜜も、サツマイモの食感も一緒に楽しめます。
蜜はかなり甘目で、お芋というよりは蜜の味を楽しむ感じかな~と。「特別な大学芋」という印象で、特別なおやつとしていただくか、お土産に持っていくという感じかな。ちょっとした手土産によさそうです。
こちらは、スイートポテト(260円)。買ったのは9月13日だったので、消費期限まで2日ありました。
割ってみます。かなりクリーミーな断面。
サツマイモそのままというよりは、洗練された味と香りがしました。こちらも手土産に良さそうです。
おいしいスイートポテトというと、ふらんすやを思い出しました。こちらのスイートポテトも絶品です!
あと、芋かりんとう(1袋380円)もいただきました。こちらは上の二つと違って、甘みが少な目の大人な味です。
今回はリサーチしなかったんですが、芋ようかんも美味しそうでした。今度買ってみよう。
カジュアルな店構えですが、実はかなりルーツが深いサツマイモの和スイーツ。明治時代のサツマイモ問屋がひらいたサツマイモ専門の和菓子屋で、浅草の仲見世通り周辺にたくさん店があって…と、話題も豊富なところも、手土産にぴったりかもしれませんね!
ごちそうさまでした!