北千住ランチを食べ歩く!北千住ランチサークル

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こだわり蕎麦と小旅行気分が味わえる名店「千寿 竹やぶ」

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【店名】千寿 竹やぶ蕎遊庵千寿竹やぶ
【ジャンル】蕎麦
【住所】東京都足立区千住河原町7-12

【営業時間】11:30~15:00、17:00~21:00
【定休日】水曜、第3木曜日
【TEL】03-3888-5897

【予約】可

【アクセス】北千住駅西口より徒歩15分

【駐車場】3台

 「ここは一体どこ?」小旅行気分を味わえる店内!

本日は大人気の蕎麦店、「千寿 竹やぶ」さんへ!

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北千住駅から徒歩15分と、駅からは少々離れているんですが、それでもいつも満員御礼の人気店です。並ぶのを覚悟で行きましたが、すぐに店内へ。待合スペースでしばし待ちます。f:id:ksjlunchcircle:20171109115429j:plain5分ほど待って、お店の奥へ移動します。その通路が、雰囲気満点!びっくりすることに、店主さんの手作りなんだそうです。f:id:ksjlunchcircle:20171109115548j:plainのれんをくぐると…f:id:ksjlunchcircle:20171109115423j:plain個室が!
f:id:ksjlunchcircle:20171109115417j:plain京都の町家のようなレトロなインテリア…素敵です。15分ほど前までオフィスでPCの前にいたはずなのに…「すごい、ここどこ?」と、小旅行をしている気分になります♪f:id:ksjlunchcircle:20171109115732j:plain子供用の絵本もありました。この個室はランチでもディナーでも予約可とのことです。子連れランチにはかなりいい場所!f:id:ksjlunchcircle:20171109115737j:plainガラス戸の向こうには竹の庭が!風流!f:id:ksjlunchcircle:20171109115438j:plain

十割、粗挽き、田舎の三種類から選べるこだわりのお蕎麦

さっそくメニューを。

お蕎麦が十割、粗挽き、田舎の3種類ありました。f:id:ksjlunchcircle:20171109121454j:plain

産地の紹介まで!

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店員さんに違いを尋ねると「十割が普通の十割よりモチモチ。田舎は粗挽きのお蕎麦で特に男性に人気。粗挽きは十割と田舎の中間で、十割より粗く挽いているので少し喉にひっかかる感じ」とのこと。また、そばの量は軽めなので、追加で別の種類の蕎麦を頼む方も多いそう。

メニューをよく見ると、たしかに。半もりや追加用のメニューも充実しています。f:id:ksjlunchcircle:20171109121502j:plain追加用は大盛(60g)が430円、 半もり(60g)は汁なしが540円なので、蕎麦違いで二枚頼む方も多いそう。「汁は多めに用意してあるので、追加用は汁無しの半もりを頼まれる方が多い」とのことでした。なるほど、こういうシステムなんですね!

鴨葱や肉葱などのつけそばのメニューの蕎麦は、十割です。粗挽きや田舎の蕎麦に変えたい場合は追加料金が110円かかりますので、ご注意!

 

どれも美味しそうなんですが、3人いたので、それぞれ違う蕎麦を頼んでみます。

 肉の風味豊かな肉葱、鴨葱と、トロトロのとろろ

まずは、とろろ(1,290円)。びっくり!木の器!!器からもわかるこだわり具合です!

f:id:ksjlunchcircle:20171109115711j:plain蕎麦は、通常だと十割ですが、120円追加して粗挽きをお願いしました。粗挽きは蕎麦の粒がすこし残っています。

そういえば、入口付近に蕎麦を挽く石臼のようなものが飾ってありました。

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とろろは、食べた瞬間に「なんじゃこりゃ!」と舌が驚く濃厚な出汁感で、トロッ→出汁じゅわっ→蕎麦の風味→のどごし最高!と…。お値段はそれなりにしますが、納得のおいしさ!

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テーブルに塩があったので、つけ汁を使わずに塩を付けて蕎麦を食べてみたんですが、もう塩でいい!と思うくらい、噛むと蕎麦の風味がふわ~っと口にひろがります。

f:id:ksjlunchcircle:20171109115502j:plain こちらは、肉葱(1,520円)。
f:id:ksjlunchcircle:20171109115527j:plainつけ汁はうまみたぷりで、蕎麦なしでこれだけすすりたいくらいの美味しさ…。

十割の蕎麦はモッチモチです!

f:id:ksjlunchcircle:20171109115533j:plainこちらは、鴨葱(1,950円)。豪華です!f:id:ksjlunchcircle:20171109115702j:plainつけ汁は、肉葱にくらべると柚子の風味が効いています。f:id:ksjlunchcircle:20171109115658j:plainこちらは鴨肉。f:id:ksjlunchcircle:20171109115716j:plain追加で田舎を一枚頼みました。平打ちの麺全体に蕎麦の甘みが広がります。これもうまい!

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葛湯のようなトロトロ蕎麦湯と、食後のデザート「塩プリン」

食事を終える頃、お店の方がいらっしゃって「甘いものをお持ちしていいでしょうか」とのこと。いえ全然、いただけるんですか?お願いします!と、即答です。

 塩プリンでした。スプーンの形がスコップ!どこまでもこだわりを感じます。

f:id:ksjlunchcircle:20171109115626j:plain黒蜜がかかっていて、ほんのり塩味の、まさに「大人のプリン」でした。黒蜜なしで食べると玉子豆腐のような、和食にぴったりのあっさりデザート!

蕎麦湯もいただきました。

f:id:ksjlunchcircle:20171109115604j:plain中をのぞくと…まるで葛湯のようなトロトロの蕎麦湯。f:id:ksjlunchcircle:20171109115611j:plain出汁に加えると濃厚にからまって、まるで和食の一品のようです。どこまでも美味しい!f:id:ksjlunchcircle:20171109115619j:plain

 まさに「凝り性」。店主の「こだわり」は店内の隅々まで

お蕎麦はもちろん、どこまでも細かいこだわりが感じられました。

こちらは、テーブルにあったお菓子のサービス。もちろん、蕎麦菓子です。f:id:ksjlunchcircle:20171109115723j:plain

こちらは、蕎麦が入っていた器の底の部分です。穴があります。水分を落としてるんですね。f:id:ksjlunchcircle:20171109115642j:plain

こちらは、卓上にあった唐辛子。f:id:ksjlunchcircle:20171109115600j:plain

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テーブルにあった美味しいお塩は、レジに並んでいました。f:id:ksjlunchcircle:20171109115539j:plain

こだわりはトイレの中にまで。お手拭きがタオルでした。f:id:ksjlunchcircle:20171109115543j:plain

ランチだけでなく、ディナーメニューも充実

他のメニューもご紹介しますね。こちら!

あん肝や銀杏、天ぷらも美味しそうです。

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大切なゲストを自信をもってお連れできる蕎麦店

小旅行気分を味わえる下町の情緒たっぷりの風情も、サービスも、もちろんお味も、最高級の竹やぶさんで大満足してしまい、北千住ランチサークルのメンバーは「午後、仕事したくない…」とボソリ。たしかに、この風流な雰囲気をキープしたまま、上野の美術館めぐりでもしたくなります。

と、そんな、千寿竹やぶさん。

大事なビジネスのお客様と来るにも、おじいちゃん、おばあちゃんをまじえての家族ごはんで訪れるのも、もちろん子連れランチにもオススメの、いたせりつくせりのお蕎麦屋さんでした。

ごちそうさまでした!